「本格的な美味しい日本茶を手軽に愉しみたい」という願いにお応えしたのが、
『千の露』大和かぶせ茶三角型ティーバッグです。
春5月の短い間に収穫した一番茶のなかでも、収穫初期の1~2
日目の初摘みかぶせ茶の荒茶だけを使っています。
一切ブレンドをしない、他に類を見ないこだわりの逸品です。
大和高原の山間の茶畑は昼夜の温度差が大きく、良質な茶葉が育ちます。収穫前の10日~14日間、寒冷紗で日光を遮ることで、渋みをおさえた旨みのあるお茶ができます。
三角型なので茶葉が広がりやすく、旨みをすべて引き出します。
茶葉の後始末も楽に済みます。簡単に本格的なおいしい緑茶が堪能できます。
大和高原の山添村のお茶の収穫は1年に3回です。5月(一番茶)、7月(二番茶)、10月(秋番茶)です。
お茶産業は短期集中型で工場稼働は1年間でわずか3ヶ月たらずの期間に荒茶製造を行います。
その荒茶製造の概略を見てみましょう。
特別茶として、新茶の最初の日に少量の手摘み新茶を作ります。茶の色が新鮮だ青々としています。
機械で摘んだ新茶の茶葉はすぐに工場に持込みます。持込んだ茶葉はその日のうちに荒茶にしますので、
午後になると収穫制限指令が出る場合があります。(製造許容量オーバーになるため)
リフトに上げながら、生葉中の酵素の働きを止め生葉に含まれる青臭や悪臭を除去し以後の工程をスムーズに行う役割を担います。
まず茶農家のベテランの方が茶葉の品質をチェックします。
茶葉を熱風の中で攪乱・揉圧することによって茶葉の水分を均一に能率よく蒸発させます。
製造工程の中で唯一熱を加えずに揉む工程です。圧力を加えることで茶葉全体の水分を均一にします。
揉捻の後、中揉工程を経て精揉工程に入る。精揉は茶葉を針状に整形します。手揉みの要素を取入れ、巧妙に動き含水率を13%程度にします。
この後、乾燥機にかけて含水率を5%程度にします。